おかめさんの正体
みなさま こんにちは🌞
2月が近づき、かなり冷え込む季節となってきましたがみなさまいかがお過ごしでしょうか。
十分体調にお気を付けください。
さて、今回は「御幣」という捧げもののお話をしたいおと思います!
御幣とは?
御幣は神祭道具の一種で、神様の依り代として、清めたい場所や神様が宿るもののそばに置きます。
コーヨーテックでは家とそこに住む家族を守ってくれますようにという意味を込めて、天井裏や小屋裏に飾っています。
↑こちらがコーヨーテックの上棟式に用いられる御幣です
なにやら真ん中に仮面が。。。
この仮面は「おかめさん」と呼ばれる人の顔です。
なぜおかめさんが御幣についているのでしょうか??
そこにはこんな昔話があったそうです
昔、大報恩寺の本堂を建てる際、大工の棟梁の高次が重要な柱の寸法を間違えて短く切りすぎてしまいました。棟梁の責任として苦悩しているとき、妻の阿亀(おかめ)が「枡組を用いればどうか」とアドバイスをして夫の窮地を救ったのです。これにより高次は無事に工事を遂げました。
ところが、おかめは「専門家でもない自分の提案で大任を果たしたことがバレたら夫の恥になる」と、上棟式を迎える前に自害してしまいました。
高次は妻の冥福と工事の無事を祈って、永久にこの本堂が守られることを願い、亡きおかめに因んだ福の面を御幣につけて飾りました。
その後、大工の信仰を得るようになり現在でも上棟式にはおかめ御幣が柱に飾られるようになりました。
悲しいお話ですね。。。
そんな御幣に上棟式の際、お施主様に名前などを書いていただいて上棟式の最後にお祈りをします。
ですが、そんなおかめが屋根裏から見守ってくれている、家を守ってくれていると思うと安心して気持ち良く住まうことができますね!
私たちも、おかめさんに見守られながら安心安全なお家づくりを進めていきます!
以上、田中でした