5月の思い出
少し前になりますが、5月下旬に屋久島へ行って来ました。
ここには母の実家があり、私の原点。
屋久島は島全体が世界遺産であるだけに、想像を超える自然の美しさや厳しさがあります。
この日は、ニュースでご覧の方がいたかも知れませんが、屋久島地方は50年に一度の豪雨。鹿児島から屋久島へ向かう高速船は嵐の海をすすみ、いつか海にのみこまれてしまうのではないかと思うほどの高波。やっと到着した屋久島。レンタカーを借り、いざ出発すると道は冠水し、誰も居ない山道へ誘導され山から水が溢れ川のようになった道を進む。
なんとか到着した家。もう誰も住んでいない祖父母の家の片付けをする予定で行った旅行でしたが、扉は硬くて開かない。雷が落ちて電気もつかない。泊まるとこがない。思っても居ない状況でした。
隣に住んでいた、母の同級生のご夫婦が駆けつけてくれ、泊まって行って下さい!!と私たちを受け入れてくれました。
本当に感謝。感謝しかありませんでした。次の日は予定通り掃除をし、なんとか住める状態になり、ありがたいことにまたご夫婦に美味しいおにぎりや地元の食材を使ったご馳走を振舞っていただき、何から何まで人の温かさを知る忘れられない思い出になりました。
思い出すとまだまだ続きます・・・とまらないのでこの辺で・・・
雨の合間にみることのできた景色の写真です。
旅行の最終日、やっと晴れました。
早起きをして、みれるだけの景色を観に行こうと車を走らせました。
(新名)