[無添加の家コラム]飲んだら若返る?ちょっとすごい柿渋パワー!
現在の住宅の防腐・防虫・防カビ剤が健康に及ぼす影響は、かなり大きいと思われます。
なぜなら、虫が嫌うもの、カビが嫌うもの、それを化学物質で製造しているからです。
虫が死ぬ化学物質が、人体に良いはずがありません。
では、自然素材で防腐・防虫・防カビって出来ないのでしょうか??
そう思いますよね!?
「柿渋」は読んで字のごとく、柿から採れる天然のエキス。
まだ熟れる前の小さな青柿が原料で、
絞り汁を自然発酵させた上澄み液が柿渋になります。
昔から木・布・紙などの染料や補強材・防腐剤・防水剤として、
また血圧降下剤・やけど・しもやけ・二日酔い予防として、
さらになんと!毒蛇等の蛋白毒の中和やお酒の清澄剤として、広く利用されてきました。
主成分は高分子の「タンニン」、健康ブームで良く聞かれる名前ですね!
タンニンは多くの植物の葉などに含まれ、
葉が動物に食べられるのを防いでいます。
渋く感じられるのは、唾液のタンパク質を吸着するからですが、
この作用が硬化や腐敗に関連するタンパク質を除く為に利用されています。
虫が死ぬのは細胞膜のタンパク質が吸着されてしまうからなんです!
虫には怖いタンニンも、人間には渋い味程度で何ら害はありません。
それどころか!飲んで身体に取り入れると、
老化の原因である活性酵素により酸化されたタンパク質を取り除いてくれる強力な健康飲料になるのです!
「無添加住宅」も防腐・防水・塗料に天然の柿渋を使用し、老化しない住まいを目指しています。