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あたたかさを感じる家、冬仕度をはじめる頃に考えたいこと𓂃𓈒𓏸

2025-10-30

朝、玄関を開けた瞬間、ひんやりとした空気が頬に触れました。

いよいよ冬が近づいてきたなあ…と感じる瞬間です

こんな季節になると、いつも“あたたかさ”について考えます。

エアコンの温度や、断熱性能の数字では測れない、

手のひらで感じるようなやさしいぬくもりのこと。

今日は、そんな“あたたかさ”について、感じたことを少しだけお話しします🍂

 

無垢の床に素足で立ったときのやわらかさ。

木は呼吸を続けています。

内部に小さな空気の層をたくさん含んでいて、

その空気が断熱の役割を果たすため、

冬でもヒヤッとせず、体温をやさしく受け止めてくれるのです。

それだけでなく、見た目にもあたたかさがあります。

木目のゆらぎや色の濃淡、節の模様。

一枚一枚が違う表情を持ち、照明や日差しによって

時間とともに変わるその表情が、心を落ち着かせてくれます。

コーヨーテックのお家に入ると、

漆喰の壁がやわらかい光を受けて、ほんのり温もりを感じさせてくれます。

不思議ですよね。

触れているわけでもないのに、見ているだけで“あたたかい”と感じる。

それは、漆喰の表面が持つ自然なゆらぎや、

光をやさしく受け止める質感のおかげだと思います。

塗り壁は、職人さんの手の動きがそのまま模様として残ります。

その微妙な陰影が、日差しの角度や照明の色によって表情を変える。

まるで“家の中に季節の空気が流れている”ような感覚です。

その自然な表情が、木のぬくもりや布の質感と調和して

空間全体をやさしく包み込みます。

家のあたたかさは、温度だけではなく、見た目のぬくもりでも感じられる。

漆喰の壁は、それを教えてくれる素材だと思います。

日が差し込む午後のリビングで、陽だまりの中に家族が集まる光景。

そんな一つひとつに、“自然の力でつくられた心地よさ”を感じます。

私たちの家づくりでは、断熱性や気密性をしっかり確保するのはもちろんですが、

同じくらい大切にしているのが、「素材が持つあたたかさ」です。

冬の前のこの時期こそ、

「どんな“あたたかさ”に包まれて暮らしたいか」を考えるのに、ちょうど良い季節です。

性能と素材、そして人の手のぬくもりが合わさった“本当のあたたかい家”を、

これからもご提案していきたいと思います。

武林


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